みなさん、こんにちわ~^^ 美容室かんしゃの 高尾 総一です ♪
先日、お客様に「なんでココで髪を染めたら、ツヤツヤになるの?」って言われましたので、何故かを書きましょうか。
ツヤってね
ココで毛染めをしてツヤが出るのは、ディズニーの魔法がかかっているというのもありますが、そもそもツヤの有る無しってどういう状態?
光の反射の仕方(角度や量)が安定してるとツヤが出てきます。
髪に限らず物の面が ーーーー ってまっすぐなら光の反射は一定。
物の面が /\_/ って凸凹だと反射した光の向きはバラバラ。
髪でいうとキューティクルがキレイに並んで①閉じている事。②割れたり欠けたりしていない事、髪の表面に③バージン毛の時にだけ存在する油の成分があること。
クセ毛の方は髪自体が傷んで無くても、髪1本1本が細かくねじれたり凸凹したりしてるので、光が乱れて反射してツヤとして見えにくいだけの方が多いですね^^
あと、形の影響ではなく、色によっても反射は変わってね、一番極端なのは、白と黒の光の反射量の違い! 吸収する黒と反射する白。白と黒が混ざっていると反射にむらが出るのでツヤは減りますね。
ドナルドは真っ白やから、反射がキレイ~~~ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
近頃「グレイカラー」といって染めない状態のままという考えの方が増えていらっしゃいますね。 そのことについても、また今度 書きましょうか^^
①キューティクルを閉じさせる?
パーマ・カラーをする時、キューティクルを開いて中に薬が入って反応して形を変えたり色が変わるんですね。
家でする毛染めも美容院のもキューティクルを広げます。
ただ、パーマもカラーも洗い終わってキレイになったあとも、キューティクルは開きっぱなしなんですよ! 閉じさせる働きは パーマやカラーの薬には無いです。
開いてるって事は、キューティクルが毛羽立っていて、髪の毛自体も膨張してキューティクルの隙間もできているんですね。
全部が同じ毛羽立ちじゃないので、ムラがあって光が乱反射します。→ツヤ減。
②割れたり欠けたり その先は
薬剤がついて開いたキューティクル何の対処もしなくても、すこ~~~しは閉じますが、元のようにはなりません。なのでその間に摩擦なのでキューティクル自体が損傷。もしくは薬剤がついた時に損傷したりもしてます。
そのまま毎日、シャンプー、熱、感想、摩擦、紫外線と刺激を受けて中身がもれて、より形をとどめる力が弱って「欠ける割れる→中身が出る」→ツヤ減 となるのです。
だから、髪のダメージって進むでしょ?薬剤だけのせいならパーマやカラーをしたその日のダメージだけで進んでいかない。何もしなかったら、毎日ダメージって進んでいってるんですよ・・・
③バージン毛だけなん?
パーマやカラーをしていない髪の表面には、バージン毛ならではの油に属する成分があるんやけどね、パーマやカラーに入ってるアルカリ剤というもので髪の表面にある手触りとツヤアップの油がそぎ落とされる・・・→ツヤ減。
でもね、有難いことにいろんなメーカーが同じ効果を出すものを開発してくれている!
「かんしゃ」ではね
①どうやったら、負担無く閉じさせられるかが わかっているので、ちゃんと閉じさせてあげる。
②パーマやカラーの、前・間・後で何をしてあげたら欠けにくく割れにくく、また 欠けてたり割れてたりしてたら、どうしてあげると良いかわかっているので手間かけてしてあげる。
③最終仕上げにマージン毛成分も付けてあげる。
なのでラプンツェルのような魔法の髪ツヤみたいに なるのかな~? ♪